為替市場で5年ぶりに円安が進んだ一昨年から、中古自動車輸出先の雄ニュージーランドが安定的に輸出台数を伸ばしております。さらに昨年からさらに購入意欲が出ておりますが、様々な要因が見え隠れしているのが現状でしょう。要因としては、為替市場の円安基調の推移、軽自動車販売好調による普通乗用車の玉不足、国内経済状況、そして何と言っても現地生産を終了することが決定している豪州市場で、中古自動車がニュージーランドのように解禁になった場合に、圧倒的な玉不足による価格高騰を視野に入れたものが一番大きいかもしれません。豪州中古自動車に関しては、まだ確定はしておりませんが、当社支局から情報が入り次第逐次レポートしていきたいと思っております。いずれにしろ軽自動車の販売台数がこのまま伸び続ければ、中古自動車輸出という産業が必然的に矮小化すると思われ、非常に危惧しております。