以前何度かレポートしましたが、地銀同士の提携・吸収合併等を目的とした、いわゆる「スーパー・リージョナル・バンク構想」がいよいよ動き出して参りました。矮小化する人口や企業数に見合わない、以前として多い地方銀行を提携・吸収合併させることでより強固な基盤を作り、金融危機に応対出来る体制を整えるのが狙いです。今後も地銀同士の連携が進むと思われ、不採算店舗はどんどん閉鎖される可能性が高いでしょう。現状地方銀行は低PER、低PBRで放置されているケースが見受けられており、吸収合併される場合は吸収する方より、吸収される銀行に妙味が有りそうです。また店舗の縮小に伴い、今後はコンビニがますます簡易銀行化すると思われ、以前も紹介したセブン銀行は益々強みを持つと思います。