中国国家品質監督検査検疫総局は、昨日までにタカタ製エアバッグ欠陥問題に伴うリコールを受理したと発表しました。リコール対象車種は、広汽本田汽車の「アコード」52万7136台、「フィットサルーン」1万6505台、東風本田汽車の「エリシオン」が2万6128台と、約57万の大規模リコールとなりました。「フィットサルーン」に関しては、岐阜県のスクラップ工場で解体した際にエアバッグが異常爆発を起こした症例を確認したため、予防的措置としてリコールを届けましたが、中国当局は通常リコールと同様の措置で手続きを進めるとのこと。自動車製造に際し、コスト削減で汎用品や共有部品が多くなってきたため、一度リコールが出ると対象台数は必然的に大きくなる傾向は避けられそうも有りません。