「世界は新たな冷戦へ突入するかどうかの瀬戸際にいる。」ベルリンの壁崩壊から25周年に列席した、ミハエル・セルゲーヴィッチ・ゴルバチョフ元ソビエト連邦元大統領の言葉です。旧ソビエト連邦の崩壊により社会主義が事実上崩壊、その後の西側の資本主義経済を旧東側に押し付けるような形で世界は進んだのはご周知の通り。ただその資本主義経済のシステムやイデオロギーの押し付けには限界が有り、このままでは新冷戦に陥る可能性が高く、欧米主体のロシアへの経済制裁解除を要望し、新冷戦回避のための対話重視を呼びかけしました。