先週金曜日午後、日銀から奇襲攻撃という形でQ・Q・E第二段が発表され、鋭角的に円安が加速しておりますが、3日の海外為替市場で1ドル114円を突破致しました。日銀量的緩和第二段の速報が流れて以降、米ドルで6円以上、ユーロ・オージードルで4円以上、ニュージードルで3円の円安が進行しており、為替市場では完全に潮目が変わった気が致します。とはいえ米国経済は順調に推移している指標が続々と出ておりますが、他の国々ではまだまだ不安定な部分も有りますので、今後調整をしながら為替市場は推移すると思われます。ただ中古自動車輸出市場に際しては、円安が輸出増を後押しすると思われ、今後もオークション市場で玉不足も手伝い高止まりする可能性が出て参りました。