今週から来月に掛けて重要なイヴェントが盛り沢山となっており、為替市場、株式市場ともに注目しております。本邦市場や対米ドル為替市場では、とりわけ明日から開かれる米国FOMCの結果発表で量的緩和終了が予定通り行われるか、また米国政策金利の動向などに注目が集まりそうです。このところタカ派の議長からも量的緩和の終了に関して、様々な発言が出ており世界が固唾を呑んで結果発表を見守っております。 本邦に関しては今週29日8時50分に発表予定の、9月の鉱工業生産の速報値がどうなるのか、またその結果次第で日銀黒田総裁が31日の展望レポートでどのような発言をするのか、市場関係者のみならず多数の国民が注視しております。また来週は米国中間選挙やその先のTPP交渉も控えているなど、重要な局面が来ております。