スタンレー電気は、現在主力になりつつあるディスチャージ(H.I.D.)やLEDヘッドライトとは別に、レーザー光源を用いたヘッドライトを2017年に市場に投入すると発表しました。性能面では開発の目処が立っているとのことで、今後は実用化に向けた耐久性を高め量産化への道筋を付けたいとのこと。同社は、ハイビームはレーザー照射式、ロービームはレーザー照射式とLED光源を組み合わせて使用し、ロービームの照射距離はLEDのみの115メートルから、170メートルへと大幅に照射距離を伸ばすことに成功しております。レーザー光の素子は熱に脆弱な問題が有り、同社はLED開発で培った放熱技術のノウハウを生かして耐久性を高めるそうです。夜間走行で重要なサポートをしてくれるヘッドライト、今後はディスチャージ、LED、レーザー光の3極化となるかもしれません。