先日の安全運転支援システムの結果を公表致しましたが、総合得点が低位に甘んじたホンダ技研工業は、24日先進的な安全運転支援システム「ホンダ・センシング」と名付けて、年内に投入を予定している新型レジェンドから順次採用すると発表致しました。今回の新型システムは、フロントグリル内部に設置したミリ波レーダーとフロントスクリーンガラス上部に設置した単眼カメラを連携させ、自動車の安全を支援する機能。77ギガヘルツのミリ波レーダーを従来の20度から30度に変更し、対象物体の位置情報や速度を認知させるほか、検知が難しい歩行者も検知するという。また今回の新型支援システムは、歩行者や白線を検知して歩行者と衝突する危険が発生した場合に、ステアリングを自動で制御して運転者の回避操作を促す世界初の技術も実用化する予定。少子高齢化が決定的となり需要の先食いで販売が減少する現在、今後各メーカーで衝突回避・事故回避を支援するシステムの搭載は、必須となりそうです。