ここにきて連日ギリシャ長期国債の利回りが上昇(価格下落)してきており、数日間で7⇒9%台にまで上昇しております。一時ECBの緩和政策やマイナス金利政策で各国の国債が買われ続けておりましたが、ここにきて買われる国債とそうでない国債に差が出始めた格好です。現在は米国・ドイツ国債に人気が集中しており、買われなくなった欧州の国債が新たな火種になるか注目されてきております。中古車輸出先でも名前の挙がる南キプロスは、ギリシャの影響を少なからず受けますので、今後の動向に注目すべきだと思われます。