自動車検査登録情報協会が15日に発表しました結果によりますと、2014年3月末時点の国内自動車保有台数は前年比64万7368台増の8027万2571台となりました。この数値は3年連続で増加するとともに、8千万台超の過去最高の保有台数となりました。もちろん保有台数を牽引したのは軽自動車で、対前年比82万1007台の伸びとなる一方、登録車は対前年比で20万2633台減となり、13年連続の前年割れという結果になりました。軽自動車を除く登録車の平均車齢は、乗用車で8.13年、貨物車は10.93年と、ともに22年連続で高齢化しています。平均使用年数は乗用車12.64年、貨物車13.31年で、2年連続の長期化の傾向という事ですが、納期遅延により押し上げている現状も有りますので、このあたりは一概には言えないと思われます。

次世代型自動車はプリウスの登場により統計を取り始めました1998年から拡大が続いており、HV各車(含PHV)は前年比97万4276台増の384万3378台、電気自動車(EV)は前年比1万3832台増の3万9168台に。乗用車の塗色別構成比率の高い順に、白系(含パール)、灰系(シルバー・グレー系)、次いで黒系となり、10年前と比較して4位の黒系が青系を逆転しました。またスリランカ効果なのでしょうか?10年前と比較して紫系の伸びが顕著だったとのことです。

メーカー別では、トヨタ自動車が1852万7367台でシェア46.5%、日産は668万8569台でシェア16.8%、ホンダは571万8720台で14.4%と続きました。