2012年4月にスリランカで中古車輸入に関する税制改正があり、スリランカは税制優遇があるハイブリッド車しか実質的に輸出の可能性がないマーケットとなっていたが、ここにきて期間限定で関税の優遇を受けられる特別な輸入枠が設定され、税制改正前に人気だった車種の引き合いが活発化しているという情報が入ってきました。中古車輸出ビジネスコンサルタントのブコビッチ氏のレポートを転載させていただきます。

 


 【スリランカ短期復活祭のお知らせ】

 スリランカマーケットにおいて電撃的に法律及び税制が改正されたのが2012年4月。それにより本邦からの輸出、特にそれまで多数を占めていた普通乗用車が減少の一途を辿ったのは、記憶に新しいところです。ただここに来て特定の要件を満たした人に発行される、“スペシャルパーミッション”なるものが、2012年11月に突然政府からアナウンスされました。それにより2012年4月から税金の兼ね合いで、輸入が事実上ストップしていたかつての人気車種で有る、“プレミオ”、“アリオン”を我れ先に買い求めております。時を同じくして、本邦のオークションにて2012年末から当該車両の価格高騰が始まっております。

特に現地からの要望が強いのは、下記の通り。

H24年~25年 プレミオ(NZT260)

プレミオ 1.5F EXパッケージ

プレミオ 1.5F Lパッケージプライムグリーンセレクション

プレミオ 1.5F Lパッケージ

 

H24年~25年 アリオン(NZT260)

アリオン A15Gプラスパッケージ

アリオン A15Gパッケージリミテッド

アリオン A15Gパッケージ

 

 現地人気色はパール、ワイン、人気のオプションは純正ナビ&バックモニター、ステアリングスイッチ、ウッドステアリング、リアワイパー。 但し現在は、球数確保のためオーディオレス仕様などの車両でも、応札意欲は強いのが現状です。さはさりながら、ETA*ベースで3月末がリミットという事も有り、それまでの期間限定という事に注意する必要が有ります。またパーミッションの数量も有るので、当該人気車種の在庫が有れば、オークションに出品するには、最適な時期でしょう。また現段階ではそれほど跳ねませんが、今月から来月に掛けての球数確保のため、FMCカローラアクシオ   (NZE161) 1.5Gなども視野に入って来ております。 期間限定のホットな情報で、皆様のビジネスの助けになれば幸甚で御座います。

ブコビッチ 

 

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