2015年1月から4月までの中古車輸出先国の統計を見てみると、これまでのところ1位がミャンマー、2位がU.A.E.、3位がニュージーランド、4位がチリ、5位がケニアで例年通りのいつもの顔ぶれが並んでいる。意外なのは6位にスリランカがランクインしていることで、今年の2月に法律の改正がありハイブリットカーの関税が増税されて2015年はスリランカ向けの中古車輸出がスローダウンすると予想されていたが、2月以降もスリランカ向けは輸出台数が減少することなく推移している。増税で現地小売価格が上がってもそれを上回る需要があるのか興味があるところだ。7位のロシアはルーブル安の影響でかつての勢いはなく、冴えない状況が続いている。 8位、9位、10位の南アフリカ、タンザニア、パキスタンは順当な輸出台数のように思えます。この他ではキルギスが右ハンドル車の輸入を禁止した影響で日本からの中古車の輸出台数が大幅に減少しています。

 

中古車輸出先国トップ10(2015年1月-4月)

 順位 国 名 輸出台数
1  ミャンマー  51,610 
2  U.A.E.  46,572 
3  ニュージーランド  41,663 
4  チリ  24,645 
5  ケニヤ  22,785 
6  スリランカ  19,768 
7  ロシア  16,184 
8  南アフリカ 15,731 
9  タンザニア 14,951 
10  パキスタン 13,614 

 *2015年1月から4月までの輸出台数です。

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