2014年の中古車輸出統計を遅ればせながら更新しました。2014年の中古車輸出先のトップ5は、1位ミャンマー、2位ロシア、3位U.A.E.、4位ニュージーランド、5位チリという結果で、2013年との比較ではロシアとミャンマーの順位が入れ替わりましたが、同じ5カ国がトップ5にランクインしました。

ミャンマーは2011年秋に中古車の個人輸入が解禁となり、それ以降突如としてミャンマー向けでマークⅡ、ハイラックスサーフ、パジェロ、ランドクルーザープラド、ハリアーなどの価格がオークションで高騰して日本の中古車業界に衝撃を与えましたが、ここ最近はミャンマー向けで車両価格が爆発的に高騰するということがないためミャンマー向けの輸出も落ち着いているのかと思われましたところ、こうして統計を見てみるとミャンマーが日本からの中古車の主要な輸出先になりつつあるのが見て取れます。中古車の個人輸入解禁直後は、ヤンゴンで個人輸入代行の業者が乱立しましたが、最近の傾向としては中古車輸入代行業は下火となり、政府認可のライセンスをもつショールームが中古車輸入のメインプレーヤーとなり、ショールームと提携している日本のサプライヤーが中古車を先に輸出してショールームに並べて、売れたら車両代金の支払いを受けるというビジネススタイルに移行しているようです。ミャンマーで売れるまで車両代金が回収できないというビジネス形態となると資金力のある大手中古車輸出業者しか手が出しづらい状況となるため、ミャンマーは新規参入が難しいマーケットになりつつありつつあるように思われます。