ミャンマーは2011年秋に中古車の輸入が解禁されて以降、2012年は120,836台(2位)、2013年は134,681台(2位)、2014年は160,437台(1位)、2015年は141,066台(1位)、2016年は124,212台(2位)と日本からの中古車輸出全体の10~12%を占める巨大マーケットに成長したが、2017年は100,322台で3位に後退。2018年からは右ハンドル車の輸入禁止で、左ハンドル車のみ輸入が可能となるため日本からの中古車輸出の台数は大幅に減少することが予想されたが、その後は2011年の中古車輸入解禁前からあったタイ経由の闇ルートで右ハンドル車の輸入が継続している。国が管理する正規の輸入ルートではないため、年式や性能による規制もなく、低年式の安い車が輸出されるマーケットになっている。

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国別月間中古車輸出台数

【データ】

言語 ビルマ語 (公用語)、その他の少数民族言語
民族 ビルマ族が70%。そのほかシャン族、カレン族、アラカン族、モン族、チン族、カチン族など135の少数民族
宗教 仏教 90%、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教
首都 ネピドー (Naypyidaw)
最大都市 ヤンゴン (Yangon)
人口 51,410,000人 (2016年)
主要貿易品目 輸出:天然ガス、豆類、衣類、米、木材
輸入:機械、製油、製造品、化学品、食品
主要貿易相手国 輸出:中国、タイ、シンガポール、インド、日本
輸入:中国、シンガポール、日本、タイ、マレーシア
通貨 チャット
国際電話の国番号 +95
インターネット普及率 30.68% (2017年)
ハンドルの向き 左 
主な港 ヤンゴン港 (Yangon)
税関リンク
  

 

【中古車輸出のルール及び輸出検査】

年式規制 2018年より右ハンドル車の輸入が禁止。
輸出検査 なし
注意事項